ガラパゴス諸島めぐりもいよいよ終盤。
午前中は、諸島の南東の端にあるエスパニョーラ島にDry Landing。この島も海鳥の楽園で、ガラパゴス諸島で見られる多くの種類の鳥を見ることができるのだが、鳥以外で面白いのはこの島にしかいない赤と緑の色をしたウミイグアナ。ガイドさんは、クリスマスイグアナと呼んでいた。
これはNazca Booby。生まれたての雛が足元にいる。
これはガラパゴスカッショクペリカン。ペリカンの中では一番小さい種類らしい。岩の上に孤高に座っている姿が決まっている。
これはガラパゴスマネシツグミ(Galapagos mockingbird)。なんという直訳だろう。ガラパゴスで最も警戒心が薄くて好奇心が旺盛ということで、空から降りてきて人に近づいてくる不思議な鳥である。特にペットボトルをもっていると水が欲しいのでどんどん集まってくる。過去は観光客が動物に水とクッキーをあげることが許されていたが、動物達の自然界の中で淡水と食料を探す能力が低下してしまうことから、現在は禁止されている。
その他、動きが早すぎて写真に収められなかった各種の鳥達を見て、午後は諸島内第二の街があるサン・クリストバル島へ。Dry Landingで上陸して街に入っても、、まだアシカが寝そべっている。きっとこの島の人たちにとってアシカは犬か猫みたいなものなのだろう。お土産屋などを回っているうちに、「Internet」という看板を発見。30分1ドル(水のペットボトルが3本買える値段)とこちらにしては高いが、迷わず始める。・・となんと56K。今の時代、56Kではほとんど何も見れないに等しい。メールチェックをするだけで30分が経過したが、よく考えたら数年前は日本でも56Kで無線LANがなかったことを思い出し、文明の進化のスピードを感じた。
1時間ほど町をうろうろした後集合場所の桟橋に戻ると、海の上では人の乗っていない船がことごとくアシカに占領されていた(写真右)。確かに昼寝するにはゆらゆら揺れていて気持ちよさそうだが、どうやってこんな高いところに上るのだろう。
(12月29-30日の投稿に続く。)