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NASA Ames Research Center
今回の旅行でおそらく最大のトラブルが発生したのはこちら、NASAのAMES RESEARCH CENTER。ここは、インテルのあるサンノゼからサンフランシスコの帰り道にあり、NASAの重要な研究所の一つですが、ケネディ・スペース・センターとは違いVisitorの受け入れはあまりしていないので、ちょっと寄り道して入り口だけ見ることにしました。
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厳重に警備された入り口を発見し、車を一時停止させて車内に乗ったまま窓を開けて写真を撮る。すると、看板の隣に予想外にVisitor Complexはこちら、という看板があったので、おっ何か展示があるのかなと思い、そちらに行って駐車場に車をとめた。
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が、展示は4時までで、この段階でもう5時を回っていたのですでにクローズ。そこで諦めて帰ることにして駐車場に戻ると、私のレンタカーがサイレンを回している3台のパトカーに囲まれていた。



何事かと思って恐る恐る近づくと、

警官A 「これはお前の車か」
私   「はい。レンタカーですが。」
警官A 「ここはNASAだ。こんな所で何をしているんだ。」
私   「・・・。いえ、あの、私はこの辺を旅行している者なのですが、大のSpace Program Fanなので、通りがかった以上NASAの有名な研究所の一つであるAmes Research Centerをひと目みたいと思って高速を降りてきたんです。でも、4時で終わっちゃったんですね。それは知りませんでしたが、私は何か悪いことをしたのでしょうか?」
警官A 「NASAの入り口のガードマンから、SUVがやってきて研究所の入り口の前に車をとめ研究所の写真を撮っていったという通報があった。車を研究所の前の道に一時停車するのは違反だ。」
私   「・・すみません。単に写真を一枚とりたかったのと、ビジターセンターの方向を確認したくてとまったのですが・・」
警官A 「(私の免許証を見ながら)今はアメリカに住んでるようだが、元はどこの国から来た?」
私   「日本です・・」
警官A 「そうか。まあ、悪いやつじゃなさそうだ。いや、ここだけの話だが、先日中国人の一群が車で研究所に乗り付けて内部のRestricted Areaの写真を大量に撮って逃げていったという事件があったので、特に気をつけているんだ」
私   「(超焦って)えっ、いや、あの、私は単に宇宙好きの日本人で、中国の産業スパイではありません!!」
警官A 「それは分かった。ちなみに、ビジターセンターは4時までは空いていて、普段は火星探査のロボットの展示とか、あと最近は今作っている新しい月に行く宇宙船の展示とかも追加されたから見るといいけどね。あれはなかなかのものだから、明日また来たらいいよ。」
私  「明日はヨセミテに行くので、残念ながら明日は行けません。」
警官A 「ヨセミテ行くのか!いいな。いいぞ、ヨセミテは。キャンプはするのか?明日の天気はどうなんだい?」
私  「さあ・・まだ寒いみたいですけど、キャンプはしないので大丈夫ではないかと。」
警官B 「これ、レンタカーだよね。おい、警官C、見てみろよ。これ、SiriusもついてるしGPSもついてるよ。いいなー。ボルボのこのSUV、この間買おうかと真剣に考えてたんだけど、やっぱりいい車だよねえ。やっぱり買おうかな。これ、乗り心地はどう?」
私   「ええ、最高ですよ。」
警官A 「一応、報告書だけは作っておくけど、じゃあ帰っていいよ。これからは道で止まるなよ。」

というわけで、中国人産業スパイ疑惑は無事晴れて、小さな交通法規違反も無罪放免されました。この警官、NASA Policeというバッチをしていて格好良かったので一緒に写真を撮ってくれと頼みたかったのですが、さらに疑惑をかけられると嫌だったので、自制しました。アメリカでパトカーに囲まれたのは初めてですが、正直に答えたので信じてもらえたようでよかったです。
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by ilovemascarponeR | 2008-04-09 23:30 | Trip
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