Astronaut Hall of Fameを出た後は、メインのビジターセンターに戻って昨日行き損ねたところを回ることに。
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Constellation Sphere
単なるオブジェですが、結構カッコいいです。
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Astronaut Memorial
モノリスのように見えますが、過去に殉職した宇宙飛行士を祀る石碑。発射台で爆発した最初のアポロや、チャレンジャー、コロンビアなどの宇宙飛行士の名前が刻まれています。彼らの存在なくして今の進歩はありえなかったので、彼らはみな英雄です。
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Exploration in the New Millennium
主に太陽系探査についての展示がなされています。写真は、火星に着陸したバイキングの模型。火星から飛来した隕石のかけらを触ることもできますが、月の石と同じく手垢でつるつるなので、いまいち火星の石を触った気にはなりません。たいした展示ではありませんでした。
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NASA Art Gallery
宇宙関連の芸術作品が展示されていますが、うーん、どれもちょっと今一つ。
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Shuttle Launch Experience
体験型のテーマパーク風アトラクション。4Gまでかかりシャトルの発射を体感できる。・・はずだったのですが、ちょうど私の回に映像関係の機械がMalfunctionを起こし、映像が全くでないというハプニング。係員のお姉さんの「みなさん、NASAはこのようなMalfunctionに毎日対応しているのです!」という必死のフォローも、笑いを得たのは最初の1回だけ。再度の失敗には通用せず、みな不満そうに降りていきました。。ここもやっぱりアメリカでした。
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Early Space Exploration
初期の宇宙開発について展示がなされている建物。Astronaut Hall of Fameと似てますが、向こうでは模型だったGeminiの本物がありました。
また、ガガーリンが乗ったのと同型のソ連の初期の宇宙船がありました(実物なのか模型なのかはいまいち分からず)。実は今まで形は見たことがなかったのですが、球体だったとは知りませんでした。これまた潜水艦のようですが、さすが無駄を省くソ連、アメリカより機器類も少なくがらんとした船内。アメリカ初の有人飛行より10ヶ月前にガガーリンが飛んでいるので、これが人類初の宇宙船ということになります。
アポロの地上管制室の様子。昔のテレビ画面ってこんな小さくてもフラットじゃなかったんですね。。たまにテレビで流れている昔のSF映画には、どうしようもなくちゃっちい管制室等が出てきて、もうちょっとどうにかならないの?と言いたくなりますが、結構リアルだったのかもしれません。
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Astronaut Encounter
ここは実際の宇宙飛行士がお話をしてくれます。またその合間にQuest for Lifeという地球外生命の可能性についてのビデオを上映しています。このビデオの方を見ましたが、可能性は十分にあるね、という一般的な話。
私は官房長官ではありませんが、地球以外にも知的生命体はいると思っています。というか、いないわけがありません。というのも、太陽に似た恒星だけで何十億個もあるのだから、地球に似た星が一つもないわけはありません。宇宙人がいるはずがないと言うのは、昔のヨーロッパ人が大西洋の向こうに人はいないと思っていたのと同じであり、単に宇宙が広いからまだ出会っていないだけだと思います。ただ、地球にUFOは来ていないと思います(笑)。
Planet Questという地上・宇宙望遠鏡による太陽系外惑星探索プログラムは日進月歩の勢いで発達しており、SIMなどの次世代望遠鏡が稼動し始めるころには、地球型惑星もたくさん見つかるようになると思われます。なので、あと30年くらいの間に最初の地球型生命のある星が見つかってもそんなにおかしくはありません(が、近所の50光年先であっても、こちらが「ハロー」と言って向こうが「X□○△」と答えるまで100年かかるので交信はそう簡単にはいきません)。
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Nature and Technology
KSCがいかに敷地内の自然保護と宇宙開発を両立させているかを展示している館のはずだったのですが、入ってみたら動物の剥製か模型みたいのが並んでいただけでした。。