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Bonuses at U.S. Law Firm
今年もボーナスの金額が発表されました。

さすがアメリカのローファームだなあと思うのは、マネージング・パートナーからアソシエイト宛のメールの全文がインターネットの法律関係のニュース・フォーラムにそのままアップされ、内外の読者からの議論の対象になっていること。議論の争点は、ボストンのアソシエイトは基本の●万ドルしかもらえないのに、NYのアソシエイトは、他のNYの事務所のアソシエイトと同じくらいがんばって働いたものには、さらに●1万ドルまで追加で出るという条件の是非。また、ボーナスは、ファームが設定する目標年間稼動時間に到達してない場合は減額されるのですが、多くのアソシエイトからの文句は、「自分は働きたくても、アサインメントが来ない。だから目標時間を達成できないだけなのに、だからと言って減額するのか。」という点。これはこちらの事務所を見ていて気付いたのですが、アメリカの事務所ではアソシエイトも自分でパートナーから仕事を取ってきて稼働時間を出さないと、価されないことになり、その結果もらえる報酬金額が下がって、窓際になっていきます。そうなると本人としてはハッピーでなくなるのでどんどん辞めていき、結局使える弁護士だけが残るというシステムになっているようなのです。

表面上は、過去最高ボーナス額発表というニュースなどで、アメリカの弁護士はいいなあと思えるかもしれませんが、実際のところは結構シビアだということですね。

ちなみに、個人個人の最終的なボーナス額は、マネジメント・パートナーから直接1人1人に電話で通達されます。私は、実はBillable hourが目標時間に達していなかったので、けっこうびくびくしていたのですが、なぜか3年生並の額をもらえました。よかった、のですが、このように、個人個人で額が大幅に変わって、一見固定額に見えても実際のところ全然違い、評価されている人だけがたくさんもらえてそれが表面上ははっきり見えない仕組みになているというのが、日本よりもはるかに進んでいて、恐ろしいなあ、と感じました。評価されてるうちはいいけど、ひとたび評価されなくなったら・・・と考えるとやっぱり今のうちに日本に帰るのがいいかな、という気がしてきました。
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by ilovemascarponeR | 2007-12-21 01:04 | Law Firm Life
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