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Assignment System
e0087035_131547100.jpgいよいよ大きな案件のクロージングが近づいてきて、みんなで毎日12時過ぎまでモードになってきた。こういうときほどブログを書きたくなってくるものなので、今日は事務所のアサインメント・システムについて。

昨年の秋にこちらの事務所に来た当初は、私のことを採用してくれたパートナーや国際部門のパートナー(=私がどんな人かということをよく知っている人達)が、こんな案件を経験するといいよ、ということで色々な案件に入れてくれた。そこで、具体的な仕事においても彼らの傘の元にいることができ、半分物見遊山のお客様という感じで快適だった(「タイポがいくつかあったけど英語もよく書けててすごいねえ!」などと甘やかされる。)。

ところが、本来事務所のアサインメントシステムは中央集権型で、リサというおばさんが各アソシエイトの過去の経験やAvailabilityを把握し、事務所中のパートナーからの個別の注文(=マンパワーの要請)にこたえて、アソシエイトをあてがっていく。個別の注文の例としては、「このくらいのサイズと内容の案件の経験がある2-3年生を1人。」といった具合である。このシステム上では私は単に「PE関連のM&AとFinance専門の2-3年生アソシエイト」として登録されており、外国人であるとかお客様であるとかいうフラッグは立っていない(アメリカのロースクールを卒業してBarの資格もあり、同じお給料をもらっているので当然ですが・・)。

そこで、私が(お客様的に)やった案件の履歴が増えてきたここ数ヶ月は、似たような案件について経験のあるアソシエイトの注文がパートナーからあがってくると、リサが「おお、rykが今時間も空いてそうだし経験もあるからちょうどいい。」ということで、リストの中から私をあてがうケースが増えてきた。もちろん注文した側のパートナー(とシニアアソシエイト)としては、普通に働いてくれるアソシエイトを必要としているわけなので、私があてがわれたとしても何の容赦もない(というか普通に働いてくれないと困る)。そういうわけで、いきなりクライアント先に1人で行ってこいとか、UCC Article 8を確認してオピニオンを書けとか、代わりに電話会議聞いといてとか、私としては「いや、そう簡単に言われてもね。」的なことが起こるわけです。もちろん、タイポ一つで怒られますが、特にTennesseeとかMississippiのようなアメリカ人なら誰でもかける固有名詞をいちいち辞書で調べているとどうしても時間がかかってしまいます。また、時間がかかるだけならまだいいですが、「聞き取れませんでした。。」とは死んでも言えない雰囲気なので、確認したり事前準備したりとやたら手間取ります。

私としては、たまたま私をあてがわれてしまったパートナーやシニアアソシエイトに迷惑はかけられないので、同じフロアにいる他のアソシエイトに教えてもらったりしながらとにかくなんとかするしかありません。研修という意味ではとてもよい研修ですが、特に最近、あんまり気が安まりません。
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by ilovemascarponeR | 2007-05-16 01:59 | Law Firm Life
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