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e0087035_7365183.jpg日本の弁護士でアメリカのロースクールに留学した後は、F1ビザのOPT期間を使って、アメリカの法律事務所で研修するという人が過去には多かったものの、法律事務所の研修は意味がないとして、2年目LLMに行く人なども最近は多い。

法律事務所での研修に意味があるかという話は、そのうちじっくり書いてみようと思っているのだが、今日は時間がないのでその前提として毎日どんな日々を送っているかについて。

昨日の夜は、うちの事務所が主催して毎年行っているPrivate Equity Round Tableのパネル・ディスカッションに一聴講生として参加。ハーバードビジネススクールのJosh Lerner教授がModeratorとなり、アメリカの主なPEファンドのManaging Director、投資家・Investment banker、うちの事務所のパートナーなどがPE業界の現状と今後について語り合うというものである。会場は、Four Seasons Hotel。事務所の広報活動を兼ねているのであろうが、日本の法律事務所は法律事務所がインダストリーをひっぱるというようなことはしていないので、なかなか面白かった。

今朝になって最初の仕事は、英語版の契約書を元に日本語版の契約書を作る作業。アメリカ法のものを日本法のものに代えるので意味がないとは言わないが、基本的にはただの翻訳に近い。

その後、アメリカ国内M&A取引(買い手側)のためのSeller Noteのドラフト。Seller NoteというのはSeller Financingの典型で、タームシートといくつかのサンプルを片手にドラフトをする。昨日からやっているがまだ当分かかりそう。

午後になって、別件のアメリカ国内M&A取引(売り手側)に関して、至急不動産リース契約73個をレビューしないといけなくなったというシニアアソシエイトからのあせった電話がかかってくる。その73個は1500個くらいの契約書の束の入った箱に埋もれているので、まずはその73個を箱から引っ張り出すところから始まる。今日はとてもそんなことしている時間がないと言ったら、1年生を何人か付けてあげるからおまえは何をやればよいかの指示と、まとめだけ作ってくれればよい、とのこと。よしよし・・・・となりかけたら、再び電話が。依頼者の社内弁護士がマサチューセッツ州の田舎のオフィスに73個を既に引っ張り出してあるのがあるから、明日の朝7時半(!)にその場に行って、その社内弁護士とともに2-3時間で1人でレビューしてこいと言っているとのこと。

それから日本の証取法の絡んだドラフトを至急作ってくれというメールがまた別のパートナーから。今日はとてもできないから明日やる、と答える。

アメリカの弁護士だったり日本の弁護士だったり、それもシニア役だったりジュニア役だったり、はたまた翻訳家だったり。最近は、そんな感じの何でも屋の日々です。
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by ilovemascarponeR | 2007-04-27 05:56 | Law Firm Life
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