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Firm Presentation
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Langham Hotel, Financial District

今日は事務所のManagement Committeeがアソシエイト向けに事務所の業績や今後の戦略などをプレゼンし、アソシエイトからの質問に答えるというミーティングがあった。

日本でも同じようなミーティングはあるものの、予想通り日本のものよりも内容が過激だったのでなかなか面白かった。

まず、事務所の業績については、事務所のB/SやP/Lがスライドで映し出され、それぞれの数字の背景、来年の目標値などの説明がなされる。パートナーやアソシエイトの稼働時間の平均も映しだされたのだが、興味深かったのは、アソシエイトの稼働時間の平均とパートナーの稼働時間の平均がほとんど変わらないこと。日本であれば、アソシエイトの方がはるかに高いだろう。また、いずれにせよアメリカの弁護士の稼働時間は日本の弁護士の稼働時間よりははるかに少なく、そして給料は日本よりもはるかによいので、やはりアメリカの弁護士の方がいい生活をしているんだな、ということが明らかになった。根本的な違いは、アメリカの方がLegal Feeが異常に高いことにあるのでしょう。

Q&Aの時間になって、アメリカなのでやはり皆手を上げて積極的に質問するのかなと期待していたのだが、さすがに大勢のアソシエイトとマネジメントを前にした公式の場で発言するのはアメリカ人とはいえはばかられるようで、質問はゼロ。事前に提出されていた質問の回答のみなされた。面白かったのは、「パートナーがクビになっているのをよく見かけるがクビの基準は何か。」「近々アソシエイトの大規模なレイ・オフがあるという噂は本当か。」など。いずれも、単なる根拠のない噂のようで、後者については、「我が事務所では、事務所が創設された19世紀半ば以降、レイ・オフというのはやったことがありません。」とのこと。

オフィシャルな会の後には、ちょっとしたアルコールと前菜でそのままインフォーマルなカクテルパーティーに。皆の前では聞きづらかったが個別に質問があるという人は引き続きそこでInformalにManagementと話せるというもので、なかなか賢いと思ったが、みんな忙しいようで、(私含め)残っている人はあまりいなそうだった。。
by ilovemascarponeR | 2007-04-19 01:42 | Law Firm Life
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