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メールの返事はいつまでに?
e0087035_14405869.jpg今日は、私がよく一緒に仕事をしているパートナーの1人にランチに誘われた。最初は3人程度の予定だったのだが、彼とよく仕事をしているアソシエイト達が次々に加わって、結局6人の大集団に。うち1人が私で、もう1人がドイツの法律事務所からの出向者。

色々な話が出た中でなかなか興味深かったのは、アメリカとドイツ・日本でメール文化が少し違う、ということ。

こちらで働き出してからよく分かったことでもあるが、アメリカでは、メールが来たら基本的にはinstantaneous response(即レス)が期待されている。もちろん、調べ物が必要で答えるのに時間がかかる質問だったり、忙しい時にメールが来ることもあるわけだが、「こんな感じですが、もっと調べる必要がありますか?」「確かこうです。」などと、100%でなくても即レスで言える範囲のことをとりあえず言う。相手は今知りたいわけで、80%の回答で満足するかもしれないし、そうでなければ「OK。もっと詳しく調べて。」などと返事が返ってくる。全く回答が分からない場合には、「あとで連絡します。」、「はい、やっておきます。」でも何でもいいので、とにかくメールを読んだことを確認するレスをする。もし、数時間でも反応がないと、メールを送った方としては、「あれ、メール届いたんだろうか。」「●●は休暇中でいないんだろうか。」などと不安になるそうだ。

その結果、アメリカにいると、日本人の感覚からすると無駄な不完全メール・一行メールが数多く飛び交うことになる。また、パートナーでも所内のあちらこちらで日本の女子高生のようにブラックベリーを打っている。もちろん日本でも、「ありがとうございます。」「了解しました。」の類の即レスは飛び交うのだが、アメリカの方が「メールが来たらとにかく一刻も早く返事をしなければ」というプレッシャーが大きいような気がする。他方、ドイツは比較的日本に似ていて、無駄な即レス一行メールを送るよりは多少時間をかけてもちゃんとした回答を送った方がよいそうだ。

e0087035_157349.jpgそこで、1つ質問。アメリカで週末や夜にメールを送ると相手にプレッシャーを与えることになるから、急ぎでない限り朝まで待った方がいいのか?

答えは、Yes、だそうだ。これは日本と少し違う気がする。日本では週末・夜中にメールを送った場合基本的には相手から返事がすぐ返ってくることは期待していない。それに比べると、ブラックベリー文化が浸透しているアメリカでは、メールを送れば相手はいつでもすぐ読み、そして上の理屈ですぐ返事をすることが期待されてしまうのだ。

確かに、以前仕事と関係のない個人的な話だからと思って週末の夜暇なときにシニア・アソシエイトにメールを送ったら即レスが帰ってきてびっくりしたのだが、今から思えば悪いことをしたことになる。また、案件が盛り上がっていて週末も仕事メールが飛び交っていた時に、関係のある某パートナーをCCに入れたら、別のパートナーから「彼は今週末は実家に帰っていて、家族との時間を邪魔したくないから彼をDisturbしないで欲しい。」という注意をされた。日本だったら、休暇中はメールを読むことは期待していないが、休暇明けにに何が起こったか知りたいだろうからCCに入れておく、というのが礼儀だろうが、アメリカではむしろ逆なのだ。

そんなことで、最近はメールを送るタイミングを注意するようになった。

一見同じことをしているように見えても、細かい文化が違うんだよねー、とみんなで意見交換をした昼下がりでした。

(写真は本文とは関係なく、順にHarvard Coop Bookstore at Harvard SquareHarvard Bookstore on Mass. Ave.
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by ilovemascarponeR | 2007-02-28 13:52 | Law Firm Life
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